VC++で作ったプロジェクトをSVNで管理する時のメモ

久しぶりに自宅でプログラミングしようかと思い立ったが、
バージョン管理するまでの手順を忘れていたので、メモしておく。


※間違いがあるかもしれませんが、その時はご報告下さい。
※環境については、各自の環境に置き換えてください。

自分の環境

使用ソフト Microsoft Visual Studio 2008、TortoiseSVN
リポジトリの場所 D:\repos
開発場所 D:\dev
ソリューション名 solution
プロジェクト名 project

実際の手順

  • リポジトリを作成する
    • 「D:\repos」に移動して、『solution』と言う名前でフォルダを作成する。
    • 作った『solution』を右クリックして、「TortoiseSVN>ここにリポジトリを作成」を選択する。
    • メッセージボックスが表示され、リポジトリが作成される。
  • trunk、tags、branchesの追加
    • 適当な場所にフォルダを作成する。(ここではデスクトップ)
    • 作成したフォルダを開き、『trunk』『tags』『branches』と言う名前で3つのフォルダを作成する。
    • デスクトップに作成したフォルダを右クリックし、「TortoiseSVN>インポート」を選択する。
    • リポジトリURLに最初に作成したリポジトリを指定する。(file:///D:/repos/solution)
    • OKを押すと、リポジトリに3つのフォルダが追加される。
    • リポジトリ追加後、作成したフォルダは必要ないので削除する。
  • プロジェクトの作成
    • 適当な場所に新規プロジェクトを作成する。(ここではデスクトップ)
    • Win32プロジェクトを選択し、プロジェクト名・ソリューション名をそれぞれ入力する。
    • コンソールアプリケーションを選択し、空のプロジェクトにチェックを入れ作成する。
    • 作成した『solution』直下に、『src』と言う名前でフォルダを作成する。
    • 『src』フォルダに『main.cpp』を作成し、プロジェクトに追加する。
    • 簡単に書けるプログラム(HelloWorldなど)を書いて、一度実行する。
    • 実行が確認できたら、『solution』を右クリックして、「TortoiseSVN>インポート」を選択する。
    • リポジトリURLに『file:///D:/repos/solution/trunk』と指定する。
    • OKを押すと、リポジトリにVCで作成したプロジェクトが追加される。
    • リポジトリ追加後、作ったプロジェクトは必要ないので削除する。
  • バージョン管理しなくていいファイルを削除リストに追加
    • 開発場所に先ほど追加したプロジェクトをチェックアウトする。
    • リポジトリURLに『file:///D:/repos/solution/trunk』が入ってるのを確認し、OKを押す。
    • バージョン管理しなくていいファイルを右クリックから「TortoiseSVN>削除リストに追加」で追加する。
      • D:\dev\solution\Debug
      • D:\dev\solution\solution.ncb
      • D:\dev\solution\solution.suo
      • D:\dev\solution\project\Debug
      • D:\dev\solution\project\project.vcproj.{マシン名}.{ユーザ名}.user
    • 全て削除リストに入れたら『solution』を選択し、右クリックから「SVNコミット」を選択する。

以上です。
ここでは簡単にビルドするためコンソールアプリケーションでプロジェクトを作成しましたが、
Windowsアプリケーションの場合も同様にやれば問題ないです。